くみょんの自分らしく生きる道

30代独身女子の「自分らしさ」を追求するブログ

「日本型組織の病を考える」を読んで

くみょんです

風邪はまだ引きずっていますが、昨日は問題なく仕事ができました

会社の人たちが気遣ってくれてありがたいです

 

私の立場でもそう感じるのだから

後輩や新人たちにとって声をかけられることはとてもうれしいことなのかな、とふと思いました

 

最近私の職場での特徴や役割はなんだろう、と考えたりします

もうプレーヤーではないのだから

綺麗ごとかもしれないけれど

周りの人が不安にならずに集中して働ける環境を整えることなんだろうと

思ったりします

 

判断に迷ったときや、進め方に迷ったときは

相談を受けて自分の考えをアドバイスしています

その時に「あなたはどう思う?」とさらっと聞いて

その意見の方向性を確かめるようにしようと思います

自分に余裕がないと、「これはこうだから」と言って終わらせてしまったり

「その考えは間違っているからこうしないと」と否定してしまったりします

 

一歩引いて1人の人間として向き合う

そんな風に仕事をしていきたいと思います

 

先日の「サワコの朝」に村木厚子さんが出演していました

拘置所での生活や家族の話などとても興味深く見ていました

村木さんはなんだか以前より若々しく

津田塾大学で教鞭をとっているというのも私の母校なので

うれしく思いました

 

テレビを見てから早速著書を読み始めました

日本型組織の病を考える (角川新書)

日本型組織の病を考える (角川新書)

 

 

 

村木さんのことはもちろん知っていましたし

真実を貫き無実を勝ち取った強い女性だと尊敬していました

この本を読んで前半の拘置所の話はやはり「強い」と感じたのですが

読み進めるうちに自分が悩んでいることや感じていることに近い考えも

たくさんでてきてますます尊敬するようになりました

 

・仕事は苦しくて、楽しい「くるたのしい」がいい

・公務員の仕事とは連立方程式を解くこと

・組織の同質性が不祥事を起こす

・不祥事を防ぐにはルール作りが大切

 

特に「杭の話」は胸に残りました

池の上に杭が一本立っていてその上に乗っているのでは安定せずふらふらして不安

もう1本杭があればしっかりと立っていられる、という話です

 

不祥事はまじめな社員が起こしてしまうこともあるといいます

一生懸命仕事をすることで周りが見えなくなり、仕事以外の軸足がない

 

村木さんにとっての2本の杭は仕事と家族だったんだと思います

私にとっての杭は?

大切にしたいことは?

いつも同じ問いに戻ってしまう

 

読書とは自分を見つめなおすこと

本当にそうだな、と思います